2020年 03月 11日
感染してない…をアピールするバッジはどうなんだろ???
少し前、電車に乗ってる人が咳をして、それを見ていた別の乗客が非常ボタンを押したっていうニュースが流れてましたよね。非常ボタンを押した人は、新型コロナウイルスの感染者じゃないかと思ったということですけど、非常ボタンを押して、咳をした人を電車から下ろすつもりだったのでしょうか…。
新型コロナウイルスに感染していなくても、喉にタンが絡んで咳をすることだってある訳で、咳をした全ての人が新型コロナウイルスに感染してる訳じゃないですから、過敏になり過ぎっていう声もありますけど、神経質な人だと我慢ならないというのも分からないではないです。
ただ、今の時期は、みんな過敏になってますから、電車など大勢の人がいる所で咳をするのも気を使いますよね。
という訳で、川崎市の雑貨店では、「花粉症です」とか「ぜんそくです」「この咳はうつりません」というバッジやキーホルダーを作って売り出したそうです。すると、2月下旬以降は注文が殺到しだしたそうです。
まわりの人達に、自分がどういう状態なのかを知らせるというのはいいと思うんですけど、私としては、そういうバッジを付けてるからといって、安心できる訳でもないんじゃないかと思ってしまうんですよね。
日本の今の現状では、新型コロナウイルスに感染してるんじゃないかと思っても、保健所が要検査と判断してくれない限り、新型コロナウイルス感染の有無を調べる検査はしてもらえないですよね。
だから、新型コロナウイルスに感染していても、それを確認できないまま…という人は大勢いると思うんです。
そのせいで、公表されてる感染者数を信じてない人は多いですよね。
ですから、上述したバッジを付けてる人でも、自分は新型コロナウイルスに感染してないと思っていても、本当は感染してる可能性がある訳ですから、咳をしても気にしないで下さい…というようなバッジを付けてるからといって、安心できないっていうのが私の本音なんですよね。
だから、私は新型コロナウイルスの検査を受けて陰性だったことを確認しています…というバッジなら別ですけど、そうじゃないんなら、そういうバッジを付ける意味は、あくまで自分は花粉症です…と宣言してるだけと捉えるべきかと思うんです。
別に、バッジを否定してる訳じゃないんですけど、バッジを付けてるから、ライブハウスに行っても大丈夫って訳じゃないと思うので、バッジでごまかされてしまうのはどうかと思うんですけどねぇ~。
by bcjdjdk777
| 2020-03-11 00:23
| コラム