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なまけ病を診断できるようになるかも…

慢性疲労症候群っていう病気は、これまでは診察を受けても異常なしと診断されたりして、病名が付かなかったりしてたそうです。というのも、明確な診断基準を設けることが出来なかったかららしいです。

一応、強い倦怠感や睡眠障害が続いていれば、筋痛性脳脊髄炎ってことになってるらしいのですが、一般的な不眠症や更年期障害でも同じような症状があるので、なかなか診断するのが難しかったようです。

でも、理化学研究所と三重大学などが共同でやってる研究グループが、慢性疲労症候群を診断するためのい市ひょい宇となる可能性があるモノを見つけたそうです。まだ、それで完全に診断できる訳じゃないようですけど、かなり期待されてるみたいです。

慢性疲労症候群って、急に会社が学校に行けなくなったりするので、「なまけ病」なんて呼ばれたりしてきたようですけど、ちゃんと病名が付けられたら、慢性疲労症候群の人としても、生きずらさが少しは解消されるんじゃないでしょうか。

私は、慢性疲労症候群ではないですけど、慢性疲労症候群を患ってる人の気持ちは、少しは分かるような気がします。やろうと思う気持ちがあっても、どうしても出来ないという状態は、普通の人からすれば「しっかりしろや」みたいな感じになるんでしょうけど、それは本人が一番分かってるんですよね。でも、頭で分かっていても、どうしようも出来ないというのは、普通の人には理解しがたいと思います。

ただ、私はパニック障害なので、症状としては似たような所がありますから、慢性疲労症候群の気持ちは分かるような気がしてて、ちゃんとした診断が出来るようになったら、ホント凄いことだと思うので、研究チームの人たちには、なんとか頑張って頂きたいです。

ちなみに、パニック障害っていうのは、突然「死ぬかも…」という強烈な恐怖感に襲われたりするんです。そんな風に思ってしまっても、気にしなければいいというのは分かってるんです。

でも、脳が勝手にそう判断してしまって、気にする必要はないと、どれだけ自分に言い聞かせても、脳には伝わらないというか、脳の判断を変えることは出来ないんです。

それで、「死ぬかも…」という強烈な恐怖心から、手が冷たくなってシビれてきたり、顔が痺れて、ヒドい場合はロレツが回らなくなって救急車で病院に運ばれたりします。

ですから、慢性疲労症候群の人たちが「なまけ病」なんて言われても、自分ではどうしようもないのが分かりますので、私たちのような病気の人が、もっと生きやすい世の中になればなぁ~って思います。


by bcjdjdk777 | 2020-01-21 13:15 | コラム